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かながわ建物図鑑

横浜赤レンガ倉庫

横浜赤レンガ倉庫
横浜赤レンガ倉庫
横浜赤レンガ倉庫

どんな建物?

明治めいじ時代、日本では外国との貿易ぼうえきがさかんになりました。そのころの横浜には大きな船をとめられる設備せつびがなく、港を作る工事がスタート。荷物を保管する場所として作られたのが「横浜赤レンガ倉庫」でした。2号館が1911年、1号館は1913年に完成。海外から運び込まれたけれど、まだ輸入ゆにゅうの手続きがすんでいない荷物を一時保管する場所として使われていました。当時は「横浜税関新港埠頭倉庫よこはまぜいかんしんみなとふとうそうこ」という名前でした。

第二次世界大戦だいにじせかいたいせんがはじまると海外との貿易はなくなりました。戦争中は軍事物資ぐんじぶっし補給基地ほきゅうきちとして、戦後はアメリカ軍が使用し、1956年からふたたび倉庫として使われるように。でも、1970年代以降、コンテナで荷物を運ぶようになると、別の場所に新しい港が作られ、倉庫として使われることがすくなくなりました。一時は、こわすことも考えられていましたが、歴史のある倉庫を保存することになり、改修工事かいしゅうこうじがはじまりました。

約9年間をかけて、2002年に「横浜赤レンガ倉庫」として生まれ変わりました。1号館はホールなどがある文化施設として、2号館はレストランやショップがそろう商業施設になり、いまでは多くの人々が訪れる横浜のシンボルとなっています。

建物情報

建物名
横浜赤レンガ倉庫
住所
神奈川県横浜市中区新港1-1 Googlemapで見る
アクセス
関内駅より徒歩約15分
電話番号
[ホール&スペースについて]045-211-1515(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
[商業施設について]045-227-2002
高さ・広さ・階数
レンガ組積造地上3階建、
延床面積17,163.49平方メートル
築年数
[1号館]約115年 [2号館]約116年
開館/閉館時間
[1号館]10時~19時 [2号館]11時~20時 
※カフェ・レストランの営業時間は店舗により異なる
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