建設のしごと

災害現場でのしごと

Vol.1

地震のときは…?

2011年3月に発生した「東日本大震災」のことは、みんな知っていますか?
あのような大きな地震が起こると、いつも歩いている道路に、がれきや土砂があふれて、
人も車も通れなくなったり……、建物や電柱が倒れたりすると、いつものような生活ができなくなります。

みんなが住む町の市役所や区役所ではたらく人たちは、正しい情報を集めてみんなに伝えて、住民の命や安全を守るために活動します。
では、建設業はなにをするの?

大きな地震が起こったとき、自衛隊や消防隊員が住民を救助するニュースをテレビでみたことはありますか?
でも、がれきや土砂が道路にあふれていると、救急車や消防車が人を助けに行くことができません。
そこでかつやくするのが、その町の建設業ではたらく人たち。
救急車や消防車がケガをした人たちを早く助けに行けるように、がれきや土砂をとりのぞいて車が道路を走れるようにしているんだ。

もちろん、倒れてしまった建物や電柱を元通りにするのも建設会社のおしごと。
でも、このような作業は一つの会社だけではできません。
地域にある建設会社が協力しあって、国や役所とれんけいしながら進めていきます。

建設業のおしごとは、大きな地震が起こったときに困っている人たちの役に立つたいせつなおしごとだよ。

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